函館市役所と亀田支所が臨時開庁

 函館市役所本庁舎(東雲町)と市亀田支所(美原)で5日、転入・出などの届け出を受け付ける臨時窓口が開設され、多くの来庁者が届け出や各種登録証明の手続きを済ませた。

 市民部戸籍住民課によると、毎年3月下旬からの3週間は転出、転入の届け出に訪れる市民で窓口が込み合い、その件数は年間の約2割にまで達するという。同課は混雑を少しでも緩和するため、2006年から毎年、4月の第一日曜日を臨時開庁日とし、転入届けのほか、印鑑登録証明や国民健康保険、児童手当など各種手続きができるよう応援体制をとっている。

 本庁舎・亀田支所ともに午前8時45分に開庁。同課によると「3月30日が一番のピークで、30分待ちは当たり前だった」が、この日は大きな混雑もなく、来庁者は滞りなく手続きを済ませた。一日で同課が取り扱った各種手続きの総件数は612件とだった。

 この日、転勤で札幌から引っ越してきたばかりの道職員、川田晃義さん(53)は「札幌の勤め先で5日が臨時開庁日ということを知り、足を運んだ。明日から仕事が始まるので、その前に転入の届け出ができて助かります」と話していた。

update 2009/4/6 10:25
提供 - 函館新聞社


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