きょうから春の交通安全運動
春の全国交通安全運動(6―15日)のスタートを前に、渡島支庁や道警函館方面本部などは5日、函館市美原4の渡島合同庁舎前で交通事故撲滅に向けた住民総決起大会を開いた。函館周辺2市1町の首長らをはじめ、約25団体・機関から約300人が参加。住民を代表して函館中央地区安全運転管理者協会の白尾欣成さんが「依然として交通事故で尊い命が失われ、運転者のマナーアップが強く望まれている」と述べ、悲惨な交通事故の根絶を誓った。
同函本交通課によると、管内の事故死者数は前年同期比3人減の4人、道内では同3人減の32人が犠牲となっている(4日現在)。運動期間中は「高齢者事故防止」「交差点事故防止」「飲酒運転根絶」など5項目を最重点対策に、警察による取り締まりや住民団体が各種啓発活動を展開する。
決起大会で寺山朗渡島支庁長は、道内での死亡事故や交通事故発生が減少傾向にあることに触れ「交通安全に対する道民運動の成果が実を結んできている」とあいさつ。函本の大江宜信本部長は「暖かくなって活動期となったが、気を引き締めて防止対策に努めなくてはならない」と住民にも協力を求めた。
大会終了後、函本交通機動隊のパトカーや白バイ13台が管内のパトロールに出発。参加住民は沿道で旗の波作戦を行い、ドライバーに「シートベルト着用」や「スピードダウン」を呼び掛けていた。
提供 - 函館新聞社
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