退任の亀谷桧山支庁長らを「江差観光ふるさと大使」に
【江差】江差観光コンベンション協会(打越東亜夫会長)は、31日に道職員を勇退した亀谷敏則桧山支庁長、定期異動で江差を離れた新村治桧山教育局長の2人を道内外で江差町の良さをPRしてもらう「江差観光ふるさと大使」に任命した。
同協会の打越会長と小笠原隆副会長が、両氏に任命書とともに、町内の開陽丸や姥神大神宮渡御祭などをあしらった大使専用の名刺を贈った。亀谷氏は2007年6月、道企画振興部次長から桧山支庁長に着任した。江差町が計画している「山車会館(仮称)」の整備をはじめ桧山管内の観光振興に力を注いだ。勇退後は道社会福祉事業団(札幌市)に再就職する予定。新村氏も同年4月、道立白老東高校長から桧山教育局長に着任。学校現場での経験を生かして管内の教育活性化に尽力した。4月からは道立札幌北陵高(札幌市北区)校長に就任する。
打越会長は「姥神大神宮渡御祭をはじめ江差の良さをPRして下さい。再び江差でお会いできることを楽しみにしています」とあいさつ。亀谷氏は「道職員を退職しますが、新しい職場でも仕事を通じて江差ファンの拡大に努力します」とあいさつ。新村氏も「新しい生徒に江差の素晴らしさをPRしたい」と語った。
ふるさと大使は、町内で勤務した転勤族や町外で活躍する江差出身者を任命する協会の独自制度。06年3月に第29回江差追分全国大会優勝者で、テレビやラジオでも活躍する民謡歌手の木村香澄さんを第1号に任命。これまでに札幌に住む江差出身者でつくる江差同郷会の山形博会長や、元桧山支庁長の武内良雄氏ら5人が任命されている。
提供 - 函館新聞社
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