亀田青少年会館が「子どもセンター」に
函館市亀田本町19の亀田青少年会館が、4月1日から地域の「子どもセンター」としてリニューアルオープンする。函館市から同施設の指定管理者に選ばれたNPOはこだて市子連(函館市子ども会育成連絡協議会、門口一廣会長)が子どもの居場所作りを進めようと、各種教室や多彩な行事を企画。1日にはオープニング記念として式典や手品ショーを予定している。
この施設はこれまで財団法人市文化・スポーツ振興財団が運営管理していたが、指定管理者制度の対象となり、昨夏公募があった。はこだて市子連は子ども会活動の活性化を図る中核施設とし、子ども同士が触れ合える場所にしようと応募した。
運営時間はこれまでと同じ午前9時から午後9時。学校のある平日午後2―5時は「放課後タイム」、金曜日午後は「中高生タイム」、学校のない休み期間や祝祭日は午前9時―午後5時までを「休日タイム」と位置づけ、子ども向け英会話や卓球、かるたなど約10種類の教室を用意する。空き時間は映画上映も行うほか、子育て中の親の情報交換や地域イベントの場として積極的に活用してもらう考え。常任スタッフ10人前後で運営する。
運営の一部は函館の障害者地域自立支援センター「なかよしパル」に委託し、地域での障害者雇用も進める。地球環境問題に対する子どもの関心も高めようと、5日には手作りろうそく教室を開く。
門口会長は「地域で子どもを育て、支え合うのが地域づくりの基本。1人でも多くの子どもに利用してもらい、子ども会の必要性をPRしていきたい」と意気込んでいる。
31日までの問い合わせは菅原康徳副会長TEL0138・55・2082。1日からは同会館TEL同41・4383。
提供 - 函館新聞社
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