大沼多目的会館「ポロトポント」きょうオープン
【七飯】30日にオープンする大沼多目的会館「ポロトポント」の落成式が29日、新築された同施設(大沼町502)で行われた。これまでの七飯町大沼出張所と大沼公民館の機能を併せ持った施設で、関係者らは「地域活性化などのために積極的に活用してほしい」と利用を呼びかけている。
大沼地区には、同出張所(大沼町736)が1968年に、大沼公民館(同699)が1975年に建てられ、地域住民に利用されてきた。しかし、老朽化と施設内の不便さを訴える声が地域住民から高まり、2002年の6月の議会に大沼地域全町内会が請願書を提出。このほど、念願の完成にこぎつけた。
同施設の延面積は400・50uの1階建てで、出張所業務としては、以前と同様に町民生活課窓口で住民票の証明書発行など各種手続きが行える。このほか、大ホールの第一研修室(138u)をはじめ、2つの研修室、和室、調理室などがあり、各種行事を目的に合わせ利用が可能。すでに、サークルや講座開講などの予約が入っている。同施設の愛称は、町内在住者111件の応募から、アイヌ語で大沼・小沼を意味する「ポロトポント」が選ばれた。
落成式には、町内関係者ら約60人が出席。中宮安一町長は「今まで以上に地域に密着した形で業務を行える。会館も地域活性化のためにどんどん活用してほしい」と式辞を述べた。その後の祝賀会には地域住民らも加わり総勢約160人が門出を祝った。
提供 - 函館新聞社
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