「盲導犬って頼もしい」…募金2億円達成でふれあい教室
【北斗】全国のダイエー直営店で募った盲導犬募金が2億円に達したことを記念し、七重浜4のダイエー上磯店(鳴川雅也店長)で28日、補助犬ふれあい教室(同店主催)が開かれた。来場者は犬との触れ合いを通じて、盲導犬の現状に理解を深めていた。
全国のダイエー直営店(昨年11月現在、208店舗)は、盲導犬の育成や普及を目的に1991年から募金を開始。昨年11月に累計2億円を突破したことから、感謝の報告も兼ねてふれあい教室を企画した。道内での開催は上磯店のみ。
この日は、道盲導犬協会(札幌)の訓練員、松坂郁浩さんが盲導犬の育成や具体的な仕事を説明。その後、来場者はアイマスクをつけて実際に盲導犬と歩き、障害者の感覚を疑似体験した。
歩行体験をした七重浜保育園の長内杏樹ちゃん(5)は「犬に触ったり、一緒に歩くことができて楽しかった。盲導犬が増えてほしい」と話していた。
全国で盲導犬を必要とする視覚障害者は推計で7800人に上る。それに対して現在活躍する盲導犬は約1000匹しかいないという。
update 2009/3/29 11:11
提供 - 函館新聞社
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