来月5日「公民館マチネ」…プロ、アマ23人出演
函館市公民館活性化ネットワーク「イキ!ネット」(松石隆代表)主催のクラシック演奏会「公民館マチネ」が4月5日午後2時から、市公民館(青柳町12)で開かれる。第10回を迎えた今回は函館開港150周年記念連携事業と大作曲家ヘンデルの没後250周年に合わせ、ヘンデルの管弦楽組曲「水上の音楽」、オペラ「リナルド」の抜粋を用意。プロの演奏家からアマチュアまで総勢23人が出演する演奏会で、メンバーは練習に励んでいる。
公民館マチネは、1933年に完成した市公民館を市民会館や市芸術ホールに次ぐ演奏会場としてPRすることなどを目的に2007年2月にスタート。以来、さまざまな演奏形態でコンサートを開き、クラシック好きや市公民館に愛着を寄せる市民らの好評を得てきた。
出演はチェンバロ奏者で音楽監督も務める森洋子さん、函館出身のソプラノ歌手、佐藤朋子さん、野寺美友紀さん、東京で活躍するテノール歌手の長尾譲さんといった豪華な顔ぶれ。器楽演奏は松石代表(フルート)や渡辺拓也さん(バイオリン)ら公民館マチネ合奏団が担当する。また、プログラムの曲目解説は日本を代表するヘンデル研究者で道教大函館校の三澤寿喜教授が執筆。出演者、スタッフの大半が函館出身者や在住者で占められていることも大きな特色。
森さんは「『公民館マチネ』を始めてから会場を活用する各種イベントが少しずつ増えてきているし、訪れる市民も多くなっていると思う。オペラと器楽合奏はもちろんのこと、雰囲気のある公民館そのものも楽しんでほしい」とPRしている。
チケットは1000円。市公民館、松柏堂プレイガイド各店、ヤマハアベニュー五稜郭店などで販売中。また函館バスとの協賛で当日は臨時便「公民館マチネ号」を運行する。問い合わせは事務局TEL090・1389・2813。
提供 - 函館新聞社
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