「あった!」「やった!」公立高合格発表
道内公立高校の2009年度入試の合格発表が17日、行われた。渡島、桧山両管内の25校でも約2900人が「春」をつかみ、家族や友人らと喜び合った。
函館市時任町の函館中部高(全日制定員240人、定時制定員80人)では午前10時、生徒玄関前に合格者283人分の番号が張り出されると、待ち構えていた受験生や家族らが駆け寄った。自分の番号を見つけた合格者は「あった!」「やった!」と声を上げ、携帯電話のカメラで番号を撮影したり、目を潤ませたりして喜びをかみしめていた。
函館桐花中の熊谷奈織さん(15)は「ひたすら勉強したけど合格する自信はなかったので、ただうれしい。充実した高校生活を送りたい」と喜んでいた。北斗浜分中の川原雄介君(15)も「勉強したかいがあった。卓球部に入り、部活と勉強を両立させたい」と高校生活に思いをはせていた。
道教委によると、推薦選抜者などを除く実質倍率は全体で1・00倍。合格発表は道内248校で実施され、約3万7700人が合格した。
高校の二次募集人員は各校で19日から発表し、24日に道教委が状況まとめを発表する。出願は25―27日までで、合格発表は31日までに行う。
提供 - 函館新聞社
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