迫真演技 自己アピール 野外劇オーディション

 NPO法人市民創作「函館野外劇」の会(フィリップ・グロード理事長)主催の「第22回市民創作函館野外劇 星の城、明日に輝け」(7―8月)に出演するメーンキャストオーディションが15日、函館市民体育館第1会議室で開かれ、応募者35人が審査員の前で熱意をアピールした。

 野外劇は国の特別史跡・五稜郭を舞台に繰り広げられる函館の歴史絵巻。毎年、多くの市民ボランティアがキャストや裏方スタッフとして参加している。今年の公演は7月3日に開幕し、8月9日までに計11回行われる。

 募集した役柄は、土方歳三やペリー提督などの歴史上人物、劇の進行役を担う妖精「コロポックル」など主要18役で、小学4年生から70代までがオーディションに挑んだ。

 制作スーパーバイザーの鈴木均さんら東京のプロジェクトチームメンバー2人を含む6人が審査員を務めた。冒頭で鈴木さんは「いいものを作るには皆さんの力が必要。皆で作っていく意識が大輪の花を咲かせる。今日は自分を出し切って最高の笑顔を見せてほしい」とエールを送った。

 一番人気の土方役には6人が応募。1人ずつ刀を振り下ろす殺陣(たて)の場面を演じ、迫力ある大きな声でせりふを読むなど迫真の演技を披露した。初めて応募した道教育大函館校3年の永井聖司さん(20)は「経験者が多い中、初めてだったので見よう見まねで演じた。花形の土方役をやってみたい」と話していた。

 結果は数日中に郵送で発表され、3月下旬からけいこが始まる。また4月からはダンス役や殺陣役を募集する。

update 2009/3/16 13:52
提供 - 函館新聞社


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