函館山の樹木一望…ボランティアガイド8人歩いて調べた「分布図」

 函館市青柳町6の函館山ふれあいセンターでは3月末まで、函館山ボランティアガイドの中里知子さんを中心とした8人のメンバーが、実際に旧登山道を歩いて調べた樹木約59種類を記入した分布図を展示している。

 分布図は入口からつつじ山駐車場までの旧登山道をA3の紙14枚に描き、どの辺りにどのような樹木があるかを記した。わかりやすく展示するために試行錯誤を重ねた結果、14枚をつなげて同センターの床に張り付けた。縦5メートル、横2.5メートルの大作で、分布図の側にはアオダモやイタヤカエデなどの葉を並べた。

 同センター自然観察指導員の時岡浩和さん(48)が呼び掛け、メンバーが昨年5月から半年間にわたって調べ、一つ一つ樹木名を地図に記入して作成。下山した登山者が「この樹木は確かにあった」などと、分布図を見ながら確認するなど好評を得ているという。時岡さんは「歩き慣れた旧登山道だが、分布図をよく見ると樹木の種類が豊富であることがよくわかると思う。ぜひ見てほしい」と話していた。

 4月以降はファイルにまとめて、自由に閲覧できる形をとる予定。3月の開館時間は平日の午前8時45分―午後5時30分。問い合わせは同センターTEL0138・22・6799。

update 2009/3/13 13:30
提供 - 函館新聞社


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