情報処理検定試験プログラミング部門・函商高の高田、玉田さん1級に満点合格
函館商業高校(三浦法久校長)情報処理科3年生の高田恵美さん(18)と玉田早紀さん(18)が、全国商業高校協会主催の第40回情報処理検定試験のプログラミング部門1級を満点で合格した。1級を満点合格したのは、道内の高校生で9人、函館市内では同校の2人のみ。
この試験はコンピューターのプログラミングの基礎や情報の活用能力を習得させる内容で、1―3級がある。最も高度な1級の同部門は、専門用語や計算などを問う60分間の筆記試験で、今回の合格率は51・7%だった。
同校では生徒の高度な資格取得を支援するため、本年度から3年生の選択授業に取り入れ、31人が受講した。1月の試験には希望した2年生を含む43人が臨み、うち24人が合格した。同校の1級満点合格者は7年ぶりという。
満点合格者には主催団体から表彰状とトロフィーが送られ、9日に函館市昭和町の同校で贈呈式が行われた。
春から市内の会計事務所に務める高田さんは「暗記に力を入れ、補習にもできるだけ参加した。自分の勉強が結果に表れてうれしい」と喜ぶ。玉田さんも「合格する自信もなかったので、満点は信じられなかった」と振り返り、「4月から札幌の医療事務の専門学校に進むので、他の検定取得のためしっかり学びたい」と話している。
情報処理の授業を担当する岩上公作教諭(37)は「2人は試験の前日まで補習に出るなど頑張っていた。地道に取り組んだことが今回の結果につながった」と教え子の快挙を喜んでいる。
提供 - 函館新聞社
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