ホワイトデー商戦本格化
14日のホワイトデーを前に、函館市内のデパートや洋菓子店では、バレンタインデーのお返しを買い求める市民が目立ち始めている。売り場には青やピンク色の飾りが施され、愛らしいラッピングに包まれた定番の焼き菓子や、ハンカチなどの小物がずらり。今週半ばには恋人や家族、同僚に喜ばれる品を熱心に品定めする男性客の姿があちらこちらで見られそうだ。
同市若松町17の棒二森屋では、7日から特設売り場を設置。焼き菓子を始め、バームクーヘンやミルフィーユなど約300種類を用意した。今年は同市内の洋菓子店「パティスリーばら苑」のマシュマロ(525円)などが注目商品という。売り場では商品を選ぶ男性のほか、2人で品定めを楽しむカップルの姿も。同店担当者は「今年のバレンタイン商戦は2月初旬の出足が鈍く苦戦気味だった。その影響がお返しのホワイトデーにも出るのでは」と、気を引き締める。
同市本町32の丸井今井函館店では、本命へのプレゼントとして8000円前後のネックレスなどが人気という。このほか、1000円程度のカラフルなデザインのエコバックやハンカチなどをそろえた。同店営業企画室の木村貴幸室長は「最初に女性1人で下見して目星をつけ、後日2人くる場合が多い」と話す。
同市万代町3の洋菓子専門店ウィンド・ミルではホワイトデーに向けた特別商品として、くるみとチョコレートを使った「パウンドケーキ」(1050円)を売り出す。若杉誠士副社長は「どっしりとした食べ応えのある生地が特徴」と、14日までの限定商品をPRしている。
各店とも500―1000円前後の商品が主力。商戦のピークは12、13日ごろとみている。
提供 - 函館新聞社
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