カンボジアに小学校寄贈…辻木材が工務店仲間と
【北斗】来夢(らいむ)ハウス辻木材(七重浜8、辻秀明社長)が、全国の工務店でつくる「安くていい家をつくる会」の仲間と協力してカンボジアに小学校を建設し、寄贈した。2月に現地を訪れ引き渡し式に出席した辻社長(60)は「言葉は通じないが、子どもたちはうれしそうな笑顔を浮かべていた。これからもいろんな形で社会に貢献していきたい」と話している。
同社では子育て世代を応援しようと4年前から「安くていい家」をモットーに注文住宅を提供し、家を建てて引き渡すごとに「世界の恵まれない子どもたちに幸せのおすそ分け」として売り上げから1棟当たり5000円を積み立てている。
同じように子育て世代を応援する視点で「子どもたちの教育が何よりも大切」と考え、辻社長は積み立て金を基に全国の仲間と協力して、カンボジアに学校をつくる活動に取り組むNPO(非政府組織)「JHP・学校をつくる会」(東京)を通じて小学校を建設した。
首都プノンペンから南東へ車で約3時間のスワイリエン県にあるスワイチュルム小学校の校舎として2月6日に引き渡した。建物は鉄骨平屋で広さは165平方メートル。教室3つとトイレが付いている。建設費は約600万円だった。
辻社長は「お客さんも家づくりが世界の恵まれない人の役に立っていることを誇りに思ってくれるはず。今後も積み立てを続けたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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