3月7、8日に「舞台セミナー」
函館市文化・スポーツ振興財団が主催し、市民らが演劇や舞台づくりを学んできた「函館舞台塾2008演劇教室 第10回舞台セミナー」の卒業公演が3月7、8の両日、市芸術ホール(五稜郭町37)で開かれる。今年の演目は「赤ずきんちゃんの森の狼たちのクリスマス」(別役実作)。キャストの受講生10人は本番に向け、最後の練習に力を入れている。
このセミナーは、函館の演劇と舞台活動のすそ野を広げようと1999年にスタート。本年度は昨年5月14日に開講、毎週水曜の夜に同ホールリハーサル室で、劇団自由飛行館のみのゆづるさん、赤坂佳子さんらから、演劇の基礎やダンスを学び、同8月中旬から同演目のけいこに励んできた。
物語は、童謡として知られている、オオカミが赤ずきんちゃんを食べてしまうのではなく、オオカミにくすぐられても笑わない赤ずきんちゃんを、魔法使いのおばあさん、森番やうさぎたちなどが笑わそうとする。みのさんは「子どもから大人まで楽しめる物語。人間とコミュニケーションを持とうとするオオカミの活躍を楽しんで」と話す。
キャストは社会人を中心に女性9人、男性1人。みのさんはそれぞれのキャラクターについて良く考えて演技することを求めてきた。2月中旬から本番とステージで練習を開始し、立ち位置など舞台上の構図を確認している。みのさんは「何回も受講している人も多く、このセミナーを出ても役者として活躍できる力をつけてきた。節目を祝うのにふさわしい居を楽しんでもらえる」と来場を呼び掛けている。
開演は、7日は午後6時半、8日は同2時。入場料は500円。問い合わせは同ホールTEL0138・55・3521。
提供 - 函館新聞社
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