緑の大切さ「わかった!」…イベント「みんなでつくる緑の島公園」
森林保護の大切さを伝えるイベント「みんなでつくる緑の島公園」(ハマナスの会主催)が21日、函館市の山の手児童館で開かれた。紙芝居や童謡コンサート、ハマナスの種と鉢の配布など多彩な催しを通じて、来場した親子連れなど約100人が、森や緑の大事さを学んだ。
同会(工藤えみ代表)は潮風に強いとされる、ハマナスの植樹を通じた市内の緑化活動や清掃活動を行っている。イベントでは約100セットのハマナスの種と鉢が配布され、参加者が各自の家庭で育てて、今秋に同市大町の緑の島に植栽する予定。
はじめに工藤代表が「緑や山の大切さをじっくり勉強して」とあいさつ。同会メンバーが作成した、植物を植える大切さを訴える紙芝居「はっぱのてがみ」と「月夜のコンサート」の読み聞かせが行われた。続いて声楽家の徳永ふさ子さんが、七飯町でピアノ教室を主宰する池田みどりさんの伴奏で「赤とんぼ」や「山の音楽隊」「待ちぼうけ」などの童謡約10曲を独唱した。イベント終了後には、製本した紙芝居の絵本などが来場者にプレゼントされた。
参加した北日吉小5年の祖母浦雛さん(10)は「緑の大切さがよくわかった。家で種を植えてきれいな花を咲かせたい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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