江差商工会もプレミアム商品券…6000万円分 3月発売へ
【江差】江差商工会(飯田隆一会長)は、国の定額給付金支給に合わせた商業振興対策として、町内の小売店などで利用可能な「江差町プレミアム商品券」を3月に発売することを決めた。1000円券10枚セットを3割引きの7000円で販売し、発行総額は6000万円分に上る。町は国の第2次補正予算に盛り込まれた「地域活性化・生活対策臨時交付金」などを財源に2000万円程度を補助する方針。同商工会も発行額の一部を負担する。
額面金額での発行総額は6000万円、販売総額は4200万円に上る。差額分の1800万円分が消費者に還元されるプレミアム分となる。購入金額は1世帯当たり10万円分を上限とし、3月中に商工会などを窓口に販売を始める。売り切れ次第、販売を終了する。3月初旬から町内の小売店などを対象に利用店舗の募集を開始。ギャンブルなど直接的な消費拡大にはつながりにくい分野は利用の対象外とする方針という。
商品券の利用期間は9月末までを予定。利用期間終了後にも、購入番号による抽選で3000円分の商品券が1000本当たるなどのユニークな特典も設けることで販売額を伸ばし、定額給付金の消費と合わせて地元商店街を活性化させたい考えだ。
商工会の野澤道敏事務局長は「発行額が大きく町内経済への波及効果が期待される。割引率も大きく町内での積極的な利用を期待したい」と話している。檜山管内では厚沢部町や乙部町の商工会もプレミアム商品券の販売を計画。両町でも同交付金などを財源とする補助を検討している。
提供 - 函館新聞社
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