売却価格2億8100万…旧ドック跡地
函館市は20日、旧函館ドック跡地(同市弁天町20)の土地価格を8億900万円、大型クレーン2基の解体撤去費用を5億2800万円とする算定価格を発表した。廃材価格を除いた函館どつくへの売却価格は、土地価格から解体撤去費用を差し引いた2億8100万円となる。
土地価格は不動産鑑定によるもので、クレーンの解体撤去費用は地元を含む業者3社から出された見積額を参考に市が積算。クレーンについては、休止状態が長く続いたことで腐食が著しく、1993年の北海道南西沖地震の影響による倒壊・脱落の恐れがあることから、撤去するのが妥当との判断で業者3社が一致している。
廃材価格は昨年9月に1トンあたり3万8000円と試算したが市況のピーク期で、その後は下落してきたため、大幅な下方修正を余儀なくされそうだ。また、敷地内に建つ工場2棟(面積9300平方メートル、800平方メートル)の売却価格は1億3500万円。売却価格を盛り込んだ議案は、27日に開会予定の市議会定例会に提出される。
update 2009/2/21 10:56
提供 - 函館新聞社
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