福祉灯油、申し込み前年度上回る
函館市の、燃油価格高に対応した「緊急福祉灯油購入助成事業」の申し込みが好調だ。10日までに申請し、助成が決定した世帯数は、対象となる1万3000世帯のうち55・22%(7179世帯)となった。昨年度に助成した55・18%(7173世帯)を既に0・04ポイント上回った。助成が決定した世帯のうち、7割が2年連続であることから、市福祉部は「2年目とあり、事業の周知が徹底されたのではないか」とみている。
同事業は市民税が非課税で、75歳以上の高齢者がいるなどの条件を満たす世帯を対象に、昨年度初めて実施したが、助成率の低さが市議会などで指摘されていた。2年目に当たり市は、1年目に行った封書での申請を継続したほか、新たに地域の民生委員や高齢者福祉施設などに声掛けを依頼して助成率向上に努めてきた。
市は「民生委員や町会の協力のため申請数が増えた」とみており、まだ申請を済ませていない約45%の対象者に向けては民生委員を通して注意を促す文書を配布し、さらに助成率を高める考え。
申請の受け付けは27日(郵送の場合は28日の消印有効)まで。問い合わせは市社会課TEL0138・21・3256。
提供 - 函館新聞社
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