市民スケート場が今季最後の営業
函館市金堀町の函館市民スケート場は15日、今季最後の営業を行った。この日は時折小雪混じりの強い風が吹く天候だったが、銀盤の感触を惜しむように大勢の子どもたちや家族連れなど1215人が来場。同スケート場を管理する市文化・スポーツ振興財団の創立20周年を記念したゲームなどの催しも行われ、リンク内には終日、子どもたちの歓声が響き渡った。
午後にはサブリンクを会場に、隠された赤玉を探すゲームが行われ、約200人の子どもたちが参加し、笑顔で興じていた。友人同士で訪れた函館高盛小4年の佐川豊君(10)は「今シーズンからスケートを始めて、全部で6回も滑った」と話し、佐藤航太朗君(10)は「来季もたくさん滑りたい」と笑顔を見せていた。
同スケート場によると、昨年12月13日にオープン以来の今シーズンの入場者数は3万4600人。昨シーズンから155人減少したが、今季は昨季より営業日数が約2週間短かったこともあり、1日平均の来場者数は増加に転じた。同財団の屋外スポーツ施設管理事務所の北市邦敏所長(60)は「景気の影響や雪が少ないこともあり、スキー場よりも、単価の安いスケート場に足を運ぶ人が増えたのでは。今季初めて実施したナイター割引などの効果も大きい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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