「函館牛乳」関連商品が好調…セブン―イレブン函館地区 17日から「濃厚シュー」新発売
コンビニエンスストア大手のセブン―イレブン・ジャパン函館地区で、原材料に地場産牛乳を使った商品の売れ行きが好調だ。火付け役は昨年9月に発売したシュークリーム「函館牛乳を使ったシュー」。1店舗当たり一日平均40個が売れる人気商品として定着し、パンやグラタンなど関連商品も登場した。17日からは第2弾となるシュークリームも発売し、地域密着型の商品展開を前面に打ち出している。
地元でなじみ深い食材を使うことで食の安全・安心をアピールしようと、セブン―イレブン社の函館地区が全国で初めて企画。函館酪農公社(函館市中野町)と提携し、現在、看板ブランドの「函館3・8牛乳」を主原料にしたシュークリームやパン、グラタンなど4品を展開中だ。
通常の3―5倍が売れればヒット商品となる中、函館牛乳関連商品は5―10倍の売れ行きで、セブン―イレブン社函館地区は「商品供給が間に合わず、欠品が続いた店もある」と予想を上回る人気にうれしい悲鳴を上げる。シュークリームは一日で600個近く販売した店もあったという。
17日夕からは渡島・桧山管内の72店舗で、第2弾となる「濃厚函館4・0牛乳をつかったシュー」を限定発売する。函館・近郊で冬季のみ搾乳される乳脂肪分が4・0以上と通常より高い牛乳をクリームに使い、濃厚でコクのある味わいが特徴だ。1個120円で、3月中旬まで店頭に並ぶ。
地場産牛乳を使ったこうした取り組みは道内の十勝や釧路、網走管内などのほか、関東や九州地方の商品開発にも波及していて、函館地区の福田明弘ディストリクトマネジャーは「今後も地元の優良な食材を使った商品を手掛け、地域に愛される店づくりを進めたい」としている。
提供 - 函館新聞社
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