函新杯ホッケー全日程終了、2位はアイスクラッシャー
第12回函館新聞社杯アイスホッケー大会(函館アイスホッケー協会、函館新聞社主催)の最終日が12日、函館市民スケート場で行われ、北水ブルーマーリンズが7―6で函館フューチャーズを破り、全日程を終了した。この結果、最終戦までもつれた2―6位争いは、5チームが4勝3敗で並び、総得点の結果で、2位アイスクラッシャー、3位ダイナマイツ、4位函館フューチャーズ、5位北水ブルーマーリンズ、6位ファンキースタッフと決まった。1位は6日に全勝を決めたホワイトベアーズ、7位は1勝6敗のポイントゲッターズ、8位は7敗の土現フェニックスとなった。
大会の最優秀選手(MVP)は、ホワイトベアーズの小国美仁が選ばれたほか、ベスト6の選手が決まり、試合終了後に全チームが参加して行われた閉会式で、同協会の見付宗弥会長から表彰状が贈られた。
今大会は各チームの新加入選手が力を発揮して混戦となったが、伸び盛りの若手が活躍したホワイトベアーズが全員ホッケーで優勝した。ベスト6選手の中で、同チームの青山祐、大高、酒本、青山龍の10代選手が4人も選ばれていることからも、その健闘ぶりが光っていた。
大会序盤、昨年全敗のダイナマイツが新加入した平野聖也、望月龍司らの活躍でチーム初の連勝を記録し、波乱の上位争いの幕開けを告げた。アイスクラッシャーは今年から加わった阿部明らの活躍で、早いパスを回しのホッケーを展開し勝ち星を重ねた。2連覇を狙う函館フューチャーズはファンキースタッフ戦で痛い敗戦を喫し、優勝争いから一歩下がった。
終盤は各選手へのマークが厳しくなったほか、チームの人数がそろわない事情も重なるなど、勝ち星を分ける形となった。今年は戦力が落ちたと思われた北水ブルーマーリンズが2位争いに食い込んだのは、FWの土居祐介の力だ。パックを奪うとドリブルで独走し、37ゴールを決め、チームのほとんどの得点を稼いだ。
そんな中、昨年と変わらないメンバーで挑んだホワイトベアーズは、若い力で攻守に踏ん張り、2年ぶりの栄冠に輝いた。同チームの青山勝代表は「昨年は1敗に泣き、その分の借りを返せたことにうれしく思う。若さとベテランの力が良い形で出た大会だった。また来年も優勝できるように気を抜かず堂々と戦いたい」と話した。
提供 - 函館新聞社
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