キタコブシ膨らむ

 函館山では、キタコブシが花の冬芽をふくらませている。銀色に輝く姿は、例年よりも1週間ほど早く、今年の暖冬傾向を現しているようだ。

 キタコブシはモクレン科。北海道と本州中部以北の日本海側で見られる。普通のコブシより花や葉が大きい。

 函館山では4月中旬ごろ、直径約10センチもある白い大きな花が咲くが、11日の函館の最高気温は3月中旬並みの3・9度など、2月に入ってからは同様の暖かさが続いており、山の早春の到来は早まりそうだ。

update 2009/2/12 10:41
提供 - 函館新聞社


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