海鳥知れば地球環境が見える…22日に公開シンポジウム

 海鳥に関する研究成果を、国内外のスペシャリストが発表する公開シンポジウム「海鳥の目から海洋を見る」(日本海鳥グループ主催)が22日午前11時から、函館国際ホテル(大手町5)で開かれる。同日から25日までの間、同ホテルで開催される「第36回太平洋海鳥グループ年次大会 in 函館」の関連事業で、同大会実行委の伊藤元裕さん(北大大学院2年)は「身近な存在である海鳥について興味を広げられる機会なので、学生から一般まで幅広く参加してほしい」と呼び掛けている。入場無料。

 海鳥研究家の国際組織である太平洋海鳥グループの年次大会がアジア圏で行われるのは今回が初めて。世界各国から約170人の研究者が出席を予定しており、日本海鳥グループの代表で北大水産科学院の綿貫豊准教授らが準備を進めている。

 公開シンポジウムは、一般の人たちにも海鳥への理解を深めてもらおうと企画したもので、国内外の4人の研究者が講演を行い、英語の発表には同時通訳が付けられる。また、同日午後6時から同ホテルで行われるレセプションにも自由に参加できる(入場無料)

 綿貫准教授の下で海鳥の研究をしている伊藤さんは「海鳥について学ぶことは、環境問題や生態系などを含めた地球全体を知ることにもつながる。決して難解な内容ではないので、興味のある人はぜひ足を運んでほしい」と話している。同シンポジウムについての問い合わせは伊藤さんTEL090・2765・9793まで。

update 2009/2/12 10:40
提供 - 函館新聞社


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