全道実績発表大会、大野農高が食料・生産部門で優秀賞
農業高校生徒が日々の活動成果を発表する「第60回全道実績発表大会」(日本学校農業クラブ北海道連盟主催)が5、6日の両日、函館市湯川町の花びしホテルで開かれた。道内3ブロックの地区大会を勝ち抜いた21校約250人が参加。食料・生産など4部門で研究成果を報告し、最優秀賞、優秀賞が発表された。道南から唯一出場した大野農業高(北澤住人校長、生徒337人)は食料・生産部門で優秀賞に輝いた。
同大会は農業を学ぶ高校生の技能向上などを目的として行われている。食料・生産、環境、文化・生活部門の最優秀校は10月に茨城県で開かれる全国大会に出場する。
大野農はカスピ海ヨーグルトに含まれるクレモリス菌を子牛に飲ませ、効率的な栄養摂取を実現する研究を発表した。メンバーの3年生柴田明輝君(18)は「入賞できてよかった」、池田敏幸君(18)は「初の全道大会はレベルが高かった」、對島翔太君(17)は「いい思い出になる」と入賞を喜んでいた。
6日の閉会式では各部門の最優秀校に表彰状とトロフィーが授与され、大会運営にあたった当番学校会長の大野農2年の岡本里穂さん(17)が「全国大会での活躍を願っている」と話し、このほか北澤校長らがあいさつした。
受賞校は次の通り。
◇食料・生産▽最優秀=岩見沢農▽優秀=旭川農、岩見沢農、大野農、標茶、帯広農
◇環境▽最優秀=岩見沢農▽優秀=倶知安農、旭川農、美幌農、別海、帯広農
◇文化・生活▽最優秀=静内農▽優秀=静内農、岩見沢農、富良野緑峰、真狩
◇クラブ活動▽最優秀=旭川農▽優秀=岩見沢農、ニセコ、富良野緑峰
提供 - 函館新聞社
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