支庁再編、16日に町村会など4団体と知事会談
【札幌】道の支庁再編をめぐり、高橋はるみ知事と道町村会(会長・寺島光一郎乙部町長)など地方4団体トップとの直接会談が、16日に札幌市内で行われることが決まった。道町村会などは1月に再編条例の施行などを前提としない無条件での会談を提案しており、高橋知事が4団体側の申し入れを受け入れる形となった。
会談には道町村会、道町村議会議長会、道市長会、道市議会議長会の4団体トップが出席する。桧山支庁など5支庁を支庁出張所(振興局)に格下げするとした道の再編計画に対し、根強い反対運動を続ける道町村会では“出張所”の文言削除を含む条例修正を迫る方針。修正に難色を示す高橋知事との激しい議論も予想される。
条例施行の前提となる道議会議員の定数条例改正などの関連条例を、今月下旬に開会する定例道議会で審議するには、遅くとも1月下旬までに、道議選挙区を現行の支庁所管区域を基本とする公職選挙法を改正しなければならなかった。しかし、国会では法案提出のめどすら立っていない状態だ。
法改正と条例の審議が困難となったことで、高橋知事が目指す4月の条例施行は事実上不可能な状態になっており、会談では条例の扱いをめぐり高橋知事がどのような方針を示すのかも注目される。
提供 - 函館新聞社
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