ギャラリー村岡で土佐和紙展

 世界で一番薄いと言われる紙「土佐典具帖紙(てんぐじょうし)」などを並べた「浜田幸雄の土佐典具帖紙と高知の手漉(てすき)和紙展」が、函館市元町2のギャラリー村岡で開かれている。2001年に人間国宝に指定された手漉和紙職人の浜田幸雄さんの作品をはじめ、国の伝統工芸品として指定されている高知県の土佐和紙を使ったはがき、封筒など約250点が展示されている。24日まで。

 同店を営む村岡武司さん(65)が「守り続けてきた日本の伝統技術のひとつ、土佐和紙を知ってほしい」と企画、高知県手すき和紙協同組合に依頼して実現した。

 会場には浜田さんの作品で、「カゲロウの羽」とも呼ばれ、文化財を包む際などに使用する厚さ0・03ミリの土佐典具帖紙や、ちぎり絵などに使用される顔料で染色した色彩豊かな和紙などがずらり。手漉和紙で作ったレターセットや名刺も並ぶ。

 村岡さんは「世界に誇る日本の紙すき文化の粋を感じてほしい」と来場を呼び掛けている。入場無料。水曜を除く午前10時―午後7時。

update 2009/2/3 20:38
提供 - 函館新聞社


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