高清水さん4月にフラダンス教室開校

 昨春、函館市役所を退職し、行政書士を開業した函館市内の高清水恵さん(46)が新たに4月から、ハワイのフラダンス教室「ハーラウ オラパクイカライ オホクアウラニ」函館校を開く。10年前から趣味で続けてきたフラダンスへの熱意が認められ、東京、名古屋に続く国内3校目を任されることになったもの。ホスピタリティー(もてなしの心)講座の講師も務める高清水さんは「アロハ(愛)の心でフラダンス、ホスピタリティーを広め、行政書士として暮らしや心の豊かさを求める人を応援したい」と張り切っている。

 高清水さんがフラダンスを始めたのは1998年。ハワイの自然に触れるツアーに参加した時、川下りの船上で見たフラダンスと美しい景色に感動したことがきっかけで、帰国後は仕事や育児の合間を縫って市内のフラダンス教室に通った。「年齢に関係なく初心者から経験者まで皆で一つになれる。姿勢が良くなり、自然と笑顔が出てくるようになった」とフラダンスの魅力を語る。

 昨年3月に市役所を退職し、本格的にフラダンスを勉強しようとハワイへ。オアフ島の東海岸にある小さな町・カネオヘでフラダンス教室を開くシェイ・ホクアウラニ・ニヒパリさんにたどり着き、同年7月から今年1月まで、毎月1週間ほどホクアウラニさんの下を訪れ指導を受けた。

 ホクアウラニさんは以前訪れたことがある函館に好印象を持っていたこともあって高清水さんを歓迎。フラダンス講師のほか、会社経営、妻、母と多彩な顔を持ち、「年齢的に教室で受け入れてもらえるだろうか」という不安を抱えた高清水さんを、「技術ではなくハートだよ」と励ましたという。高清水さんはホクアウラニさんの勧めで函館校の開校を決めた。

 「講師になれるとは思っていなかったが、ずっと好きでやってきたことだから夢のよう。ハワイで習ったことを地元の人たちに橋渡しするのが自分の役目」と高清水さん。今後は少なくとも年1回はホクアウラニさんが函館校を訪れることになっており、生徒が直接、指導を受ける機会も設ける。「技術だけでなく、歌の意味などその背景も伝え、函館に居ながらハワイをイメージしてもらえるよう工夫したい」と意欲を語る。

 教室は高清水さんの事務所(山の手2)のほか、市内各所で講座を設ける。2月から体験レッスンを実施する(1回500円)。申し込みは随時受け付ける。問い合わせは高清水さんTEL0138・85・6611。

update 2009/2/2 16:01
提供 - 函館新聞社


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