貿易センター、香港へコンテナ輸出

 函館国際貿易センターは30日、函館市の港町ふ頭コンテナヤードで、香港向けの貨物を韓国・釜山航路のコンテナ船に積み込む。香港で2月27日から3月19日まで開かれる第1回北海道フェアに出品する道内23社の飲料や食料品で、うち7社が道南企業。地元企業の貿易促進に取り組む同センターは、物産展を通して商品の継続輸出につながるよう期待している。

 同センターの香港向けコンテナ輸出は4回目。積み込むのは香港の北海道発展有限公司が集めた食品で、40フィートコンテナ1本(長さ12メートル、縦横2.4メートル)に10トン分。30日に入港する南星海運(韓国)の定期貨物船に積み、荷物は韓国・釜山を経て香港に運ばれる。

 函館からは北海道製菓のイカせんべい、かまだ商店のだしコンブ、サラダコンブ、小原のガラナ飲料、昭和製菓のバタークッキーなどの商品がある。物産展は香港のスーパーマーケットグループの主催で、香港での市場開拓や販路拡大、企業の知名度アップなどに結び付く好機という。

 貿易センターによると、香港での北海道産食料品の人気は高く、品質が良いというブランドイメージが定着しているという。2月4日にも同物産展に出品する竹田食品の松前漬けや塩辛、だるま食品本舗の納豆などを同航路で輸出する予定。

 同センターは「新たな貨物の掘り起こしやポートセールス、貿易と販路拡大を今後も進めていきたい」と話している。

update 2009/1/30 09:30
提供 - 函館新聞社


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