函八連携フォーラム、交流深め技術者育成へ
青函圈の交流促進を目的とする「函八連携フォーラム」(函館高専函八連携委員会主催)が27日、函館市若松町のロワジールホテル函館で開かれた。青森県八戸市の八戸工業高等専門学校(八戸高専)、函館工業高等専門学校(函館高専)の教授や企業関係者約90人が参加し、両校が進めるものづくり技術者育成に関するプログラムの説明などを行った。
両校が共同申請し、昨年秋に文部科学省の支援対象に選ばれた「函八連携による道南―青森圈の総合的ものづくり人材育成」プロジェクトの一環。21日には八戸市で同フォーラムを開催している。
函館高専の長谷川淳校長が「このプロジェクトは学生の教育に大きな効果をもたらすと期待している」とあいさつ。同校地域共同テクノセンターの小林淳哉センター長が「私たちは地域企業からニーズをもらって研究する部門でありたい。企業と学生が在学中からともに研究することで、地域ニーズに合った人材を輩出できる」と、同プロジェクトの意義を説明した。その後、八戸市産業振興部産業政策課の佐々木誠主査が八戸地域の産学官連携の事例を紹介し、「地場産商品を生かしながら、地域(青函圈)を盛り上げていきたい」と述べた。
さらに、八戸高専教授が開発した技術の提案や両地域の企業人、教職員の交流会も開かれた。
提供 - 函館新聞社
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