現新 一騎打ちの公算大…鹿部町長選 告示まで1週間
【鹿部】任期満了(2月19日)に伴う鹿部町長選が2月3日告示、同8日即日開票される。告示まで1週間に迫り、立候補を表明している現職の川村茂氏(58)と元町職員で新人の田名部弘勝氏(63)i=五十音順=の各陣営は20年ぶりの選挙戦に向け、支持獲得に奔走している。町長選と同時に行われる町議選(定数10)にもこれまで、13人が立起を表明しており、前回(2005年)に引き続き選挙戦となる。
町長選は他にの出馬の動きはなく両氏による一騎打ちとなる公算が強い。これまで無投票当選が続いており、選挙戦は1989年以来。若年層や道外からの移住者層の票取り込みが“カギ”となりそうだ。
昨年6月に再出馬を表明した川村氏は行財政改革の成果を掲げ「手がけたい事業や引き続き進める事業、私の責任で解決していかなければならない課題が山積み」と意欲を語り、「厳しくとも将来の漁業のため」と町経済を支える漁業や商工観光の活性を重点施策として掲げる。
田名部氏は「20年間の無投票選挙で町民の声が行政に届きづらいとの声を受け決意した」とし、昨年12月に出馬を表明。「若者をはじめ町民が参画できる町政、漁業振興、町民融和を」と漁業振興や、町民に開かれた役場づくり、子育て支援、福祉の充実を重点施策として掲げる。
有権者数(2008年12月2日現在)は男性1865人、女性1995人の計3860人。
提供 - 函館新聞社
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