支庁再編 知事に会談提案で合意…道町村会と道市長会

 【札幌】道の支庁再編をめぐり道町村会(会長・寺島光一郎乙部町長)と道市長会(会長・新宮正志室蘭市長)は26日、無条件での直接会談を高橋はるみ知事に申し入れることで合意した。道町村議会議長会と道市議会議長会も同調する方針。近く道に対して正式に対話を申し入れる方針だ。

 道町村会は21日の常任理事会で、直接会談を高橋知事に提案する方針を決定。26日に寺島会長が札幌市内で道市長会側と協議した結果、景気悪化に伴う厳しい本道経済の情勢などを踏まえて「早急に無条件での直接対話が必要」(寺島会長)として、地方4団体が一致して対話を求めることで合意していた。

 高橋知事は22日の定例記者会見で、地方4団体との直接対話について「町村会が話し合いをしようというような方向で議論を集約されたことを伺い大変うれしく思っている」と述べて、対話実現に意欲を示しており、今後は対話の具体的な時期や方法が焦点になる。

 道は支庁廃止地域への支援策などを盛り込んだ「地域振興条例(仮称)」を、2月下旬開会の第1回定例道議会に提案する方針。寺島会長は「定例道議会前にも会談を実現したい。会談の場では再編条例の修正など大局的見地に立った知事の判断を求めたい」としている。

update 2009/1/27 14:37
提供 - 函館新聞社


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