雪の「ポニョ」完成…木古内

 【木古内】国道228号沿いの木古内町釜谷生活改善センター前の敷地に、昨年のヒット映画「崖の上のポニョ」を題材にした大型雪像がお目見えし、「立体的でかわいい」と話題を集めている。

 同町釜谷95の会社員安斎彰さん(43)が制作した。高さ2メートル30センチ、横5メートル、奥行き3メートルで、子ども一人が入れるトンネルもある。

 1998年から毎年、雪像づくりに励んでいる安斎さんは「子どもたちが喜んでくれるから」と、近隣の冬イベントでも作品を手掛ける。昨年は七飯町大沼で開催された雪像コンクールで準優勝。「柔軟な発想と行動力がすごい」と評価を受け、完成度も年々高まっている。

 今年は20日から作業を開始。雪が少ないため、知人の協力を得てトラックで町内各地から雪を運んだ。23日には雨に見舞われたが、「雪の質は悪いが、楽しみにしてくれている住民のために少しでも立派なものをつくりたい」と連日、夜遅くまで作業に汗を流した。

 25日に作業を手伝った二男の木古内小6年、天彩(あつや)君(12)は「ドライバーがここで止まって携帯電話のカメラで記念撮影してくれるのがうれしい」と笑顔。設置は1月末までの予定。午後5時から同11時ごろまで、2台のライトが点灯し、津軽海峡を背に幻想的な雰囲気を演出している。

update 2009/1/26 11:59
提供 - 函館新聞社


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