ホテル・ラビスタ函館ベイ 壁面にデジタル掛け軸お目見え
壁面などをスクリーンに見立て、デジタル画像をランダムに投影する「デジタル掛け軸(D―K)」の試験点灯が23日、函館市内のホテル・ラビスタ函館ベイ(豊川町12、高橋浩司支配人)で行われ、刻々と変化する光のアートが函館の夜景に新たな彩りを添えた。
D―Kは、石川県小松市在住のデジタルアーティスト長谷川章さん(61)が考案した空間芸術。これまでに伊勢神宮や大阪城など国内外の建築物やイベント会場などで披露されている。道内では知床、札幌に次いで3例目で、「無我の境地を表現した」(長谷川さん)という。
この日は2月の本番に向け、2台のプロジェクターで100万枚の幾何学模様が描かれた画像を約1分ごとにホテルの壁面に投影。本来の6割程度の大きさや明るさだったが、ホテル関係者や周辺を訪れた観光客らの目を楽しませた。長谷川さんは「老若男女を問わず、見る人それぞれの場所や感覚で楽しめる。自然との一体感を感じてほしい」と話す。
2月6―16日には日没後から午後10時まで、同ホテルのベイエリア側の壁面(高さ約53メートル、幅約73メートル)に計6台のプロジェクターを使い、バレンタインシーズンの幻想的な夜を演出する。問い合わせは同ホテル営業企画担当TEL0138・23・6111。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。