今年は「氷の天文台」で星に願いを…来月7日から季節限定カフェ
【七飯】氷の天文台で満天の星空と飲食を―。昨年、大沼湖上に季節限定カフェ「青空のカフェ*星空のカフェ」を展開した大沼体験観光づくり実行委員会(渡辺邦浩委員長)は今年も2月7日から5日間、カフェレストラン「ターブル・ドゥ・リバージュ」(大沼町141)前の湖畔で同イベントを行う。大沼の天然切り出し氷で作った「氷の天文台」が初登場し、冬の星座と氷の容器で提供される飲み物を楽しむことができる。
昨年の来場者から寄せられた「氷の建物にできないか」「星空をもっと楽しみたい」との声を受けて考案。安全面を考慮し、今回は陸上に氷のドームを作り、「ななえ天文クラブ」(星村明輝代表)の協力で本格的な観望を行うことにした。
同天文台は天然の切り出し氷でできた壁に七色の発光ダイオード(LED)を埋め込み、幻想的な雰囲気を醸し出す。氷のグラスで楽しむソフトドリンクや軽食、ホットドリンクなどを一律500円で提供。観望スペースでは望遠鏡でオリオン座や「スバル」「シリウス」など冬に瞬く星を楽しむことができる。星村代表は「周辺の明かりが少ないため、星雲まで観察できる」としている。
リバージュを経営する源五郎の社長で、今回の取り組みを中心的に進める林賢三さん(38)は「昨年は大勢の人に大沼に足を運んでもらえた。今後も大沼の良い資源を生かし、産業・観光につなげたい」と話している。問い合わせは実行委事務局(大沼国際交流プラザ内)TEL0138・67・2170。
提供 - 函館新聞社
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