れんばいバザー 人、人、人
函館市の中島廉売内の特設会場(中島町22)で17日、カレンダーや日用雑貨などを格安で販売する「第1回れんばいバザー」(同実行委主催)が開かれた。閉鎖した空き店舗を活用した初の試みで、新たな息吹でよみがえった“商店”は、目当ての品を求める市民らで熱気に包まれた。
シャッターの閉まった空き店舗を有効に活用し、商店街の活性化につなげようと、同廉売の商店主らでつくる3団体が実行委(委員長・二本柳秀樹中島廉売商店街振興組合理事長)を立ち上げて企画。正午の開店前から約50人が列をつくる盛況ぶりだった。
店内は開店直後から大勢の主婦らでごった返し、用意した100円のお汁粉(50杯限定)は1時間足らずで完売。組合員らが持ち寄ったカレンダーや食器、家庭用洗剤なども飛ぶように売れ、組合関係者が総出で接客に追われていた。
週1回は同廉売に立ち寄るという市内桔梗4の主婦(74)は「昔と比べ活気は失われたが、きょうはにぎやかで財布のひもも緩んでしまう。次もまた来たい」と笑顔。実行委は「これほどの来客は想定外。バザーは年1回の定期行事として育てたい」とうれしい悲鳴を上げていた。
提供 - 函館新聞社
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