イベント成功へ心込め…来月1日から冬フェス キャンドル製作体験会
函館市内で開催中の「2009はこだて冬フェスティバル」(実行委主催)のイベントの一つで、2月1日から15日間の日程で行われる「はこだて『光の小径(こみち)』」に向けた市民参加のキャドル製作体験会が17日、五稜郭町の五稜郭タワーで行われた。期間中、市内各所で手作りキャンドルをともす企画で、この日は多くの家族連れらが製作作業を楽しんだ。
同フェスティバルは、冬の元町地区を約5万個のイルミネーションで美しく彩る「はこだてイルミネーション」(昨年12月1日―2月28日)、西部地区を散策する「点灯ウォークラリー」(2月1日)、雪上レースやゲーム大会などが楽しめる「五稜郭ファミリーイベント」(同7、8日)など5つの催しを展開する。
「はこだて『光の小径』」は市民や観光客が共同でワックスキャンドルを作り、各所に並べて明かりを楽しむ参加型イベント。2007、08年は市内2カ所で実験的に行い、今年は期間と場所を増やして本格的に実施する。設置場所には現在、元町や五稜郭周辺のほか、函館山、朝市、湯川、JR函館駅が申し出ている。この体験会は期間中に必要なキャンドル4000個の製作を目標に昨年末から始まり、今回で4回目となる。
この日は午前中から多くの市民が訪れた。ワックスキャンドルは溶かしたろうを紙パックに入れ、冷やしながらくるくる回して固めて作る。参加者は氷水を使って熱心に取り組み、この日は1213個が完成した。
絵画教室の友達と一緒に訪れた道教大附属函館小1年の松山真莉萌さん(7)は「ころころ転がして固めるのが難しいけど、紙パックをはがすのが楽しい」と話し、函館柏野小4年生の小田哲寛君(10)は「たくさんの人に見に来てほしい」と笑顔を見せた。
体験会は18日に同市地域交流まちづくりセンター(末広町4、午前10時―午後4時)、24日に同タワー(午前9時―午後4時)で行われる。
提供 - 函館新聞社
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