乗車券&観光施設利用券「はこだてスペシャルチケット」20日に発売
函館市内を運行する公共交通機関の乗車券と、観光施設の利用・入場券を組み合わせた「はこだてスペシャルチケット」が20日から、個人旅行者向けに市内の観光案内所などで販売される。2000円。3月末まで取り扱い、利用者のアンケートを基に利用施設や販売場所の増強などを図りながら、通年化したい考えだ。
同チケットは、市の実証実験を参考に旅行業界大手の近畿日本ツーリスト(東京)が昨年12月に道内旅行のオプションとして商品化。好評なことから、函館国際観光コンベンション協会が取り扱いを市から受託した。チケットは市電の1日乗車券またはバス乗車券を選べるほか、もぎり式のチケット13枚付きで、利用する施設やサービスに応じて提示する枚数が異なる。
現在利用できる施設は、函館山ロープウェイ(大人8枚)や五稜郭タワー(同6枚)、大門横丁(同1枚から)など10カ所。チケットを販売するのは、函館駅前と元町の観光案内所、同協会が入居する旧イギリス領事館。
利用者約100人対し、チケットの満足度や施設利用状況、来函回数などに関するアンケートを実施。来年度以降の販売継続に向けたチケット内容の検証に役立てるほか、市内のホテルなどにも販売の協力を呼び掛けていく予定。
市観光振興課は「個人旅行客の多様なニーズに応えられるよう、内容の充実に努めていきたい」と話している。問い合わせは同協会TEL0138・27・3535。
提供 - 函館新聞社
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