川村組土建が合格祈願「すべり止め砂」配布
函館市亀田町21の川村組土建(川村宏人社長)は15日から、市内末広町5のアクロス十字街(市水道局)前で、凍結路面の滑り止めに散布する砂を入れた合格祈願のお守り「すべり止め砂」の配布を始めた。受験に「滑らない」との験担ぎで、2月末ごろまで希望者が自由に持ち出せるよう街頭に置いておく。
お守りは幅5センチ、長さ7センチの厚手で丈夫なポリ袋製。中には風水で学問成就の色といわれる緑色の「合格祈願すべり止め砂」と記された台紙、せたな町の海砂2、3グラムが入っている。除雪作業に携わる社員が心を込めて作り、大安の昨年11月28日に学問の神「菅原道真」を祭る矢不来天満宮(北斗市)で合格の祈とうを受けた。
国道278、279の道路維持管理、除雪作業の委託を受ける同社が2006年から始めた。管理する道路付近で十字街界わいに人を呼び込む狙いもある。2000個用意し、毎日補充するが、なくなり次第終了する。
高校受験を控えた長女にも渡したという菊地保工事課長(48)は「道路が凍って滑るので、お守りを財布などに入れて受験にも『滑らない』ように勉強を頑張って」と応援。くれぐれも袋が“やぶ(敗)れる”ことがないよう取り扱いにはご注意を−。
提供 - 函館新聞社
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