幻想的な雰囲気 町練り歩く…「みそぎ行列」
【木古内】木古内町の「寒中みそぎ祭り」は2日目の14日、町内を練り歩く「みそぎ行列」のほか、佐女川神社の境内で和太鼓や舞踊などの郷土芸能が披露され、にぎわった。
午後5時45分から始まった行列は、ちょうちんを持った町民約150人がJR木古内駅付近から同神社までの3キロを歩いた。沿道には、かがり火やアイスキャンドルが置かれ、幻想的な雰囲気に包まれていた。
境内の特設ステージでは、もちまきや町民有志による「みそぎ太鼓」「みそぎ囃子(ばやし)」が繰り広げられて歓声が響いた。また、町内主婦ら手づくりのかけそばが振る舞われ、来場者からは「おいしくて体も温まる」と好評だった。初めて行列に参加した木古内小4年の西村祐汰君(10)は「雪が降る中でのアイスキャンドルはとてもきれいで、冬休みの楽しい思い出になった」と笑顔だった。
最終日の15日は午前11時50分から、国道228号沿いのみそぎ浜で「海中みそぎ」が行われる。境内で13日夜から水ごりを繰り返している若者4人が、ご神体を抱えながら津軽海峡へ飛び込む。
update 2009/1/15 11:37
提供 - 函館新聞社
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。