障害者が暮らしやすいマチに…25日に市民主体でタウンミーティング

 障害児・者の差別や偏見などの諸問題を解消し、暮らしやすい環境を整えるための道条例の制定に向け、道南の障害者団体や当事者らでつくる「道障がいがあっても暮らしやすい街づくりをめざして条例を作ろう開催実行委員会」(能登正勝実行委員長)が25日午後1時半から、市民が意見や要望を出し合うタウンミーティングを函館市総合福祉センター(若松町)で開く。

 条例は道議会の自民、民主両会派ごとにそれぞれプロジェクトチームを構成して原案を作成し、制定を目指している。2月の定例道議会への提案に向け、昨年は道内各地で道議有志による意見交換会が開かれた。能登実行委員長は「市民レベルでの開催は今回初めて。当事者ら市民の意見を反映させた条例にするため、皆さんの声を届けたい」と一般市民に参加を呼び掛けている。

 午後1時50分から出席者全員がグループ討論で条例に関する意見や要望、疑問点などを出し合う。続いて午後2時40分から、道議や道保健福祉部職員、弁護士を交えたパネルディスカッションで、グループ討論で出た意見や質問などをまとめる。このほか、DPI(障害者インターナショナル)北海道ブロック会議の西村正樹議長の基調報告(午後1時35分から)、市内の男性ユニット「りぼん」による「条例を作ろう!」応援ミニコンサート(午後2時半から)も行われる。

 会場には要約筆記、手話通訳を配備する。参加無料。申し込み、問い合わせは実行委事務局(全国精神障がい者地域生活支援センター内)TEL0138・51・0026、ファクス同51・0044。

update 2009/1/9 10:34
提供 - 函館新聞社


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