次代に残したい 町並みを写そう…「ふるさと写真コン」作品募集
函館の歴史的風土を守る会(落合治彦会長)は31日まで、道南の小・中学生を対象にした写真公募展「第6回ふるさと写真コンクール」の応募作品を募っている。落合会長(73)は「歴史的町並みを次代に引き継ぎたい。参加した子に関心を持ってもらえたら」と期待している。
同会は1978年に発足。建造物や町並みの歴史、貴重性、景観への寄与を評価する顕彰制度「歴風文化賞」を創設するなど、函館に数多く残っている文化遺産や歴史的町並みの保存に向けた活動を展開してきた。こうした活動の一環で、子どもたちの関心を高め、郷土愛をはぐくむ目的で公募展を実施している。
被写体は道南にある文化遺産、歴史的建造物、風景、電車など。好きな場所で写真を撮り、楽しみながらそのまちの魅力を再発見してもらう。
写真の大きさは2LL判(縦約12.7センチ、横17.8センチ)で、パノラマは不可。写真の裏に作品名と氏名、学年を記入した紙を張り付け、連絡先を明記して郵送する。31日必着。作品は未発表のものに限る。版権は同会に属し、広報活動などに使用されるため、返却はしない。
2月上旬に応募作品の中から金、銀、銅賞、特別賞、佳作を選考する。同14―18日に写真展、同15日午後1時から表彰式をJR函館駅2階の多目的ホール「イカすホール」で開催する。3月上旬には市電の車内にも写真を展示する予定。応募先は〒040―0001 函館市五稜郭町43の9 五稜郭タワー事務所内 函館歴史的風土を守る会。問い合わせは五稜郭タワー事務所TEL0138・51・4785。
提供 - 函館新聞社
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