函館演劇鑑賞会 今年の例会演目決定
函館演劇鑑賞会(青木路夫代表幹事)の今年の例会作品が決まった。浅田次郎さんの小説が原作のミュージカル「天切り松〜人情闇がたり」(2月26、27日)で幕開けし、原作本が話題になった「佐賀のがばいばあちゃん」「博士の愛した数式」や狂言など、多彩なラインアップ6作品を予定している。
同会は会員制で観劇する非営利団体。今年で創立38年を迎え、現在会員は約1200人を数える。月額会費は大人2500円、学生1000円、中学・高校生は500円。入会金は一律1000円。
今年第1弾となる2月の舞台「天切り松〜人情闇がたり」は、大正時代、義理や人情に命を懸けた粋でいなせな怪盗たちの活躍を描いている。主演は左とん平さん。水谷龍二さんが脚本、鵜山仁さんが演出を手掛け、東京の劇団「イッツフォーリーズ」の団員らが出演する。函館市芸術ホール(五稜郭町37)で26日午後6時45分、27日同1時半から上演する。
同会の鈴木順子事務局長は「生の人間が演じる演劇はエネルギーがもらえるはず。今年は地元出身の阿知波悟美さんの出演作や狂言など幅広いジャンルをそろえ、本やドラマで人気の作品がどう舞台化されているかも楽しんでほしい」と呼び掛けている。
問い合わせ、申し込みは同会TEL0138・51・7376(平日午前10時―午後6時半)。
このほかの演目は▽4月「佐賀のがばいばあちゃん」(13日午後6時45分、14日同1時半、阿知波悟美さんら出演)▽6月「茂山千五郎
狂言」(26日午後7時、茂山千五郎家一門出演)▽7月「博士の愛した数式」(24日午後7時、25日同2時、湯本弘美さんら出演)▽9月「天国までの百マイル」(1日午後6時45分、2日同1時半、佐々木愛さんら出演)▽11月「エンバース〜燃え尽きぬものら」(29日午後6時45分、30日同1時半、長塚京三さんら出演)。
提供 - 函館新聞社
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