辻さんがたる詰めしたウイスキー評判…バー「ニューヨーク・ニューヨーク」

 函館市杉並町のバー「ニューヨーク・ニューヨーク」の店主、辻義晴さん(59)が1998年にニッカウヰスキー余市蒸留所(後志管内余市町)でたる詰めした「マイウイスキー」が、10年ぶりに手元に届いた。常連客と出来上がったウイスキーを飲む約束をしていた辻さんは「待ちわびたものが届いたので、ぜひ当時のお客さんに味わってほしい」と話している。

 辻さんは92年にウイスキーをメーンにそろえたバーを開店。蒸留所を見学するためにスコットランドまで足を運ぶほどウイスキーにほれ込んでいる。日本の蒸留所にも関心を持ち、ニッカウヰスキー(東京)が一般向けに毎年実施している体験会「余市マイウイスキーづくり」に参加した。

 この体験会は辻さんが参加した98年から始まり、10年熟成させるため、このほど初めて参加者の元にウイスキーが届いた。

 大麦を原料とするシングルモルトウイスキーで、アルコール度数は62%。ラベルには辻さんがたる詰めした日の「98年6月23日」と明記されている。辻さんの元に届いたのは昨年12月7日。常連客にはすでに味わってもらい、「バランスが良くて飲みやすい」と評判は上々。「10年前に『楽しみだ』と話してくれた当時の常連客にも味見してもらいたい」と来店を呼び掛けている。

 ワンショット1500円。午後8時―午前1時。月曜定休。

update 2009/1/7 12:57
提供 - 函館新聞社


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