飛躍と発展 期す1年に…函館市年賀会

 新年恒例の函館市年賀会(市、市議会、函館商工会議所主催)が6日、同市大森町16のホテル函館ロイヤルで開かれた。各界から約1100人が出席し、厳しい時代を乗り切り、飛躍と発展を期す1年とすることを願った。

 西尾正範市長が「市と経済界、企業、団体、市民が力を合わせ、この困難な時代を切り開かなければならない」とあいさつ。函館は市民有志によるまちづくりで数々の困難を乗り越えてきた歴史を紹介し、「弱い人に手を差し伸べて寄り添い、連帯することで安心と元気を生みたい。函館の美風と歴史を大事に、新たなまちをつくるため、市役所が先頭に立ちたい」と述べた。

 続いて函館商工会議所の沼崎弥太郎副会頭が「北海道新幹線の来年度予算が本年度比9割増という明るい話題もある。国際水産・海洋都市構想と合わせて、函館の未来を築く」と述べ、祝杯を挙げた。ステージでは新春らしく獅子舞や琴の演奏、日本舞踊などが披露され、出席者は年始のあいさつを交わしながら和やかに懇談した。

 最後に市議会の阿部善一議長が「厳しい時代を市民が一丸となって打開し、市の発展や皆さまの繁栄を築きたい」と述べ、三本締めをした。

update 2009/1/7 12:57
提供 - 函館新聞社


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