道警函本管内昨年の交通事故、過去最少の死者18人

 道警函館方面本部交通課は、2008年の交通事故発生状況をまとめた。管内の死者数は前年比11人(37・9%)減の18人で、統計のある1949年以降最少で、過去最も多かった69年の91人と比べ、約5分の1まで減少した。道内全体の死者数も同58人減の228人で、50年以降で最も少なく、愛知県276人、埼玉県232人に次いで第3位となり、4年連続で全国ワーストワンを回避した。

 管内の事故発生件数は同294件(14・3%)減の1762件で、負傷者数は同438人(17・0%)減の2145人。警察署別では、死亡事故は函館中央管内が9人で最多で、八雲5人、寿都2人、木古内、江差が各1人。函館西、森、松前、せたな管内では死亡事故はなかった。函館中央管内では、事故の発生件数が同210件減の1252件、負傷者も同306人減の1489人と大幅に減少している。

 事故の形態をみると、国道10人、市町村道5人、道道3人と続き、時間帯は午後4時―同6時の夕暮れ時の発生が5人、深夜の午前零時―同2時が3人と多い。車両の単独事故が9人と半数を占め、人と車両の事故が5人と続き、正面衝突による死者は前年より8人減少し1人だった。

 また、乗車中の事故で死亡した10人のうち、シートベルトを着用していなかったのは3人で、同課は「いずれも着用をしていれば助かった可能性が高い」と分析している。

update 2009/1/4 15:44
提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです