函館八幡宮で騎馬参拝
景気上昇を願い、ドサンコ馬も石段を駆け上がる―。函館市谷地頭町の函館八幡宮(中島敏幸宮司)で2日、境内に向かう急斜面の石段をドサンコ馬が駆け上がる「騎馬参拝」が行われた。4頭が騎乗者から「ハイ、ハイ」と声を掛けられながら石段を力強く登りきり、初詣で訪れた参拝客から大きな拍手を受けていた。
同市東山の「函館どさんこファーム」(池田茂代表)がホーストレッキングの安全を祈願するため1999年から実施している恒例行事。ファームの会員が武者装束に烏帽子(えぼし)姿で馬にまたがり、正午にスタート。周囲にひづめの音を響かせながら134段の石段を一気に上り、拝殿前で会員が馬とともにおはらいを受け、今年1年の安全を祈願した。
終了後、17歳の「シロ」に子供たちを乗せるサービスを実施。馬上の子どもたちの笑顔がはじけた。池田さんは「馬の無病息災はもちろん、最悪の景気が上向きになるように一段一段踏みしめて石段を上がった。今年の干支(えと)の丑(うし)の歩みのように、景気は少しずつでも良くなってほしい」と話していた。
update 2009/1/3 15:41
提供 - 函館新聞社
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