北斗市が緊急雇用対策、臨時職員を採用へ
【北斗】経済・雇用情勢の悪化を受け、北斗市(海老沢順三市長)は30日までに、1月から総額500万円規模の緊急雇用対策実施を決めた。臨時職員10人程度を採用するほか、冬季就労対策の雇用枠を拡大、事業主都合による失職者を対象に市営住宅3戸を確保する。
北斗市内の企業倒産件数は11月末現在で建設業や食料品小売業など昨年より2件増の5件。近隣市町の大手企業の派遣従業員削減など地域の雇用情勢悪化を受けて、緊急措置をとることにした。
臨時職員の採用で313万円、冬季就労対策事業の拡大で140万円、市営住宅の入居で25万円をそれぞれ、予備費で対応する。
臨時職員は1月19日から3月末までの任用。市役所内で総務事務や税務事務など一般事務補助に従事する。冬季就労対策は2月下旬から3月初旬にかけての10日間で、文月川の浚渫(しゅんせつ)業務にあたる。当初予定していた40人枠にさらに緊急雇用対策枠として20人を確保する。
いずれも1月30日までの受け付け。履歴書持参で面接し随時採用する。臨時職員についてはハローワークで求職手続きを行った上、紹介状が必要となる。 市は1月の広報やホームページなどで広く周知し、希望者が多い場合は、対策事業拡大なども検討している。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。