正月準備で市場に活気…中島廉売
今年も残りあと2日。函館市中島町の中島廉売は29日、年末年始に食べるごちそうやおせち料理の食材を求める客でごった返した。鮮魚店が並ぶ魚屋通りでは「いらっしゃい」「安いよっ!」など活気のある声が飛び交った。
函館カネニ中島店(棟方斉店長)では、おせち用の塩カズノコ(1パック600グラム、1000円)や刺身用のエビ(500グラム、1300円)などが売れ筋。棟方店長は「今日は朝から大勢の人でにぎわっている」と話す。紺地鮮魚(紺地慶一社長)ではカニやタイなど豪華な食材が好調で、地方発送の注文も多い。中島廉売大通りの蝦夷屋(二本柳秀樹社長)では函館の正月には欠かせないクジラ汁に使う「塩クジラ」などがよく売れるという。
七飯町大沼の本田元清さん(62)は「毎年ここに来るが、このにぎわいを見ると年の瀬だなと感じる」と話し、各店を巡っていた。中島町商店街振興組合の理事長も務める二本柳さんは「今年も変わらず大勢の人がきてくれてうれしい」と声を弾ませていた。人出のピークは29、30日という。
update 2008/12/30 17:00
提供 - 函館新聞社
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