関東の小中学生が大沼でワカサギ釣り体験

 【七飯】関東から寝台特急で道南を訪れ、冬の北海道の暮らしを体験している小中学生23人が27日、七飯町の大沼国定公園でワカサギ釣りなどを体験した。子どもたちは季節の風物詩を楽しみ、ワカサギの大漁に大喜びした。

 札幌のNPO法人ねおすが主催した「北斗星で行く 冬休み子ども長期自然体験」の一環で、今年の夏に続いて2回目の開催。今回の参加者は東京、神奈川の小学4年から中学2年までの23人で、25日夜上野発のJR寝台特急北斗星に乗り、26日朝に大沼へ到着した。流山温泉で30日までキャンプを行い、まき割りから炭づくりのほか、野菜の収穫と保存方法の学習などを通し、北国の人たちの暮らしの知恵を体得する。

 27日は午前10時に、大沼公園広場横にある釣り場を訪れた。前日からの冷え込みで湖面は凍っているものの氷上釣りをするまでの厚さはなく、通路に人数分の穴を空け、糸を垂らした。ワカサギは体長8センチクラスが続々と上がり、子どもたちは寒さを忘れて「大漁だ」と大喜び。この後、大沼で漁をする人から漁業について学んだ。

 横浜の小学6年生の男児(12)は「横浜は港があるけど釣りができる場所はなく、千葉にいる友人のところまで行って釣りをしているが、ここは大自然の中で生活と釣りができてすごい場所だと思う」と話していた。

update 2008/12/28 13:40
提供 - 函館新聞社


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