鏡もち製造ピーク

 函館市内の和菓子店やもち店では正月にお供えする鏡もちと、のしもち作りが真っ盛り。もちを製造する業者にとって最も忙しい時期で、ふかしたもち米の香りが立ちこめる中、職人たちが急ピッチで作業を進めている。

 1905(明治38)年創業の老舗店「弁慶力餅三晃堂」(野路邦英社長)の大門店(松風町4)は、21日から正月用のもちの注文を受け付け、26日から本格的に作り始めた。

 機械でついたもちを職人たちが素早く手でこねたり、丸めたりしながら鏡もちの形を作っていく。冷めると固くなったり、ひび割れしやすくなるため、熱いうちに素早くきれいに仕上げるよう心掛けている。出来立ての鏡もちなどは店頭でも販売している。

 連日午前4時ごろから作業を始めており、大みそかの31日までピークは続く。野路社長(73)は「この10日間で1カ月分の製造量を作る。良質なもち米を使った本物の味を1人でも多く食べてほしい」と話していた。

update 2008/12/28 13:39
提供 - 函館新聞社


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